初心者におすすめ!高配当ETF VYMの魅力とリスク

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こんにちはひよこです。
この記事では、米国ETFの一つである、VYMについてまとめました。

ひよこ
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この記事は、以下のような人におすすめです。

  • 株式投資が初めて、もしくは初心者
  • 長期的な投資を考えている人
  • 定期的な配当を得たい人
  • 分散投資を行いたい人

この記事を読めばVYMが何かをイメージできるようになります。
投資は自己判断ではあるものの、何に投資して良いか悩むことが多いと思いますので
参考にいただければと思います。

それではどうぞ

VYMとは?

VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、
バンガード社が運用する高配当利回りの米国株式に投資するETF(上場投資信託)です。
高い配当利回りの株式に投資することで、定期的な配当収入を得ることができます。
VYMは、S&P 500指数から高配当利回り銘柄を選別したS&P高配当利回り株式指数に連動しています。
VYMの運用費用は、年率0.06%と低コストで、投資家にとっては魅力的な運用費用になっています。
また、ETFは株式投資信託に比べて取引手数料が低く、投資家にとって費用対効果が高いとされています。
VYMは、長期的な投資に向いたETFであり、配当再投資プログラム(DRIP)に対応しています。
DRIPを利用することで、配当を再投資することができ、長期的な成長につながります。
しかし、VYMにもリスクは存在します。投資先の株式市場の変動によって価格が上下するため、資産が損失を被る可能性があります。
また、高配当利回り銘柄は、配当利回りが高い分、株価が下落する可能性があるため、投資家は十分なリスク管理を行う必要があります。
総じて言えるのは、VYMは初心者にとっても分かりやすいETFであり、
配当収入を得たい投資家にとっては魅力的な選択肢となります。
ただし、リスク管理を適切に行うことが投資の成功につながるため、自己のリスク許容度を理解し、専門家の意見を聞きながら投資を行うことが重要です。

VYMの歴史

VYMは2006年11月にバンガード社によって設立されました。
配当利回りの高い米国企業に投資するETFとして設計され、S&P High Yield Dividend Aristocrats Indexをトラッキングしています。
VYMは、初年度の配当利回りが3.7%で、その後も高い配当利回りを維持しています。現在、VYMは米国市場の高配当利回り銘柄を追跡する最も人気のあるETFの1つとなっています。

VYMと類似するETF

VYMは、高配当利回りの米国株式に投資するETFであり、同じような特徴を持つ他のETFには以下のようなものがあります。

  • SCHD (シャーズ・US高配当ETF) SCHDは、高配当利回りの米国株式に投資するETFであり、VYMと同様にS&P高配当利回り株式指数に連動しています。VYMと比べるとやや小型株式が多めに含まれている傾向があります。
  • HDV (イシャーズ・S&P高配当ETF) HDVは、S&P 500指数から選別された高配当利回り銘柄に投資するETFです。VYMと比較すると、投資先のセクターの違いが見られます。
  • VIG (バンガード・米国株式高配当成長ETF) VIGは、高配当利回り銘柄を中心に、配当成長の見込みのある銘柄に投資するETFです。VYMとは異なり、成長株にも投資しているため、投資先のセクターや銘柄の選別が異なります。

これらのETFは、いずれも高配当利回りの株式に投資しているため、定期的な配当収入を得ることができます。

SCHDとVYMの違い

SCHDとVYMは、いずれも高配当利回りの米国株式に投資するETFですが、以下のような違いがあります。

  • 投資先のセクターの違い
    SCHDは、情報技術や医療などの小型株式も含めた、広範囲なセクターに投資しています。
    一方、VYMは主にエネルギーやユーティリティーなどのセクターに投資しています。
  • 配当利回りの違い
    SCHDの配当利回りはVYMよりも若干低めで、0.5%ほどの差があります。ただし、SCHDはコストが低いため、実質的にはより高い配当収入を得ることができる可能性があります。
  • 投資銘柄の選別方法の違い
    SCHDは、高い配当利回りと高いキャッシュフローが見込める銘柄に重点を置いています。一方、VYMは、安定した配当性向と配当成長性を重視して選別しています。

HDVとVYMの違い

HDVとVYMは、いずれも高配当利回りの米国株式に投資するETFですが、以下のような違いがあります。

  • 投資先の指数
    HDVは、S&P 500から選別された高配当利回り銘柄に投資するのに対し、VYMは、S&P高配当利回り株式指数に連動しています。
  • 投資先のセクター
    HDVは、主に消費財、エネルギー、ヘルスケア、公益事業、情報技術、不動産のセクターに投資する。一方、VYMは、主にエネルギー、金融、不動産、健康保険、医療、テクノロジーのセクターに投資します。
  • 配当金の成長性
    HDVは、高配当利回りだけでなく、配当金の成長性にも注目して投資先を選別していますが、VYMは、配当利回りが高い銘柄にフォーカスしています。

VIGとVYMの違い

VIGとVYMは、どちらも高配当利回りの株式に投資するETFですが下記違いがあります。

  • 投資先の銘柄
    VIGは、高配当利回りと成長性を兼ね備えた銘柄に投資するため、成長株にも投資しています。
    一方、VYMは、高配当利回りの銘柄にフォーカスしており、それらの銘柄に投資しています。

VYMの分配月

3月、6月、9月、12月の各月に分配を行っています。
具体的な日付は毎年変わるため、公式サイトなどで確認することが重要です。

VYMの配当性向

配当性向とは、そのETFが受け取った配当金のうち、
投資家に配当金として分配する割合のことを指します。
VYMは高配当利回りの銘柄に投資することが主な目的のETFであり、
そのため配当性向も比較的高く設定されています。
具体的には、VYMは通常、年間の配当金の90%以上を投資家に分配しています。
これにより、VYMは高い配当性向を持つETFの1つとなっています。

VYMをおすすめする人

VYMは、長期的な投資を考えている、定期的な配当収入を得たいと考えている投資家におすすめです。また、株式投資に初めて取り組む投資家にも理解しやすく、分散投資を行いたい投資家にも適しています。投資家が運用費用を低く抑えたい場合にも選択肢の一つとして検討されることができます。ただし、株式投資は市場の変動によって価格が上下するため、自己のリスク許容度を理解し、リスク管理を適切に行うことが重要です。

最後に

投資にはリスクがあります。
ご自身でしっかりと考えの上、最終判断をしてください。

本記事は、最終判断の参考になれば幸いです。

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